親の想い

日常

続いています…

意外にも続いています。

何かと言いますと先日から始めたウォーキングですがこれが楽しみになっているので16時を回ると着替えをして半ごろに出発をするんですが

ある日のこと。
いつも同じコースを歩いていてそれを逆にしたりまた逆にしたりと結局同じ道を歩くことを数十回…

慣れてきたしそろそろ山の方向に上ってみようかなぁと家を出て左に曲がり四つ角で右に向かうと山の方に…

友人タカハシ

山の方に向かって歩き出して数分。

山の麓に住んでいるので景色は田んぼと畑がたくさんあり

そして



あ…
これ子供の時によく友達をくすぐるのに抜いてたなぁと笑いながらさらにもっと上っていくとひらめいたこと。

友人タカハシの家がこの辺なので久しぶりに突撃して寄り道しようかな~と玄関を鳴らしました。

玄関の鍵を開けたタカハシに

わたし
わたし

はよ 開けてーや

この家に来るのはどれぐらいぶりなんでしょう。
以前はしょっちゅう来ていていきなり玄関を開けて家に入り冷蔵庫の中のビールを取り出しゴクゴク飲んでいるとお風呂から出てきたタカハシは

タカハシ
タカハシ

ぎゃーっ誰っ 何っ

昔は家の玄関の鍵なんてかけていなかったので出来たことですが物騒な昨今は鍵を閉めているのです。

まだ夕方と言うことで冷蔵庫のビールは飲みませんが出してくれたアイスコーヒーを飲もうとして顔を見ますとなんだかげっそりしてる顔が…

わたし
わたし

何なんその顔 どーした

タカハシ
タカハシ

どーもこーもあらへん もうムチャムチャや

時々のLINEはしていても顔を見るのは久しぶりとなります。
顔がやつれてどんよりしているのがすぐわかったので

わたし
わたし

どしたん 何があったん

話を時系列に話せない人間なので飛びまくりあったことの順番がもうメチャクチャですが簡単に言いますと二人いる娘の下の子。

我が家の畑のお手伝いや時々寄ってくれる可愛いルナが…
どうも反抗期だそうで…


まったく言うことを聞かない。
家を出て自立したいと言い出しているとのこと。

こんな内容でした。

わたし
わたし

出たい言うなら出したらいいやん

もう25やろ?
十代ならともかく25なら大人やろ。

そう言うと保守的なタカハシは

タカハシ
タカハシ

女の子やで あかんあかん

上のお姉ちゃんのあやねの時もかなり厳しくて友達んちへのお泊りとかも確か禁止にしていたタカハシ家。

段々と年齢があがるにつれてあれこれ許可をしていったみたいですがタカハシの頭の中には女の子やからってのが常にありルナにもそういうことを言い聞かせてきたのでしょう。

その反動かなにかで最近特に反抗をするようになりパパもママもみんな嫌い状態で約束も守らない。
そしてご飯を食べたらすぐ自室にいき話をしようとすると怒りだして手がつけられないと嘆いていたのです。

わたし
わたし

25で反抗期とか…

専門的な大学を出て今はその資格で働いていますがその仕事も

ルナ
ルナ

したい仕事じゃなかった ママが決めたんやし

うーん…
うーん…

ルナの受験のことは今でも覚えていますが資格職になれるように大学に行き親の決めたレールに乗っからせてたなぁとも思ったわたしは

わたし
わたし

ルナに決めさせたらよかってん

タカハシ
タカハシ

あの子 自分でなーんも決められへんねん

うーん…
うーん…

ホントこの部分って難しいことで親としてはなんとか身の立つようにしてやりたいと言う気持ちと自分で決めてその道に進むことを応援する?
それが出来なかったことが今反動として表れてしまい

ルナはタカハシと旦那さんの言うことは一切聞かなくなってしまったそうでした。

お弁当の日々

ボンはどうやったん?
そう聞かれて息子のボンの子育ても随分タカハシにはお世話になりました。

こんな時どう言ったらいいんやろ…
時々わからなくなってどーしたらいいん?何て言ったらいいん?

相談に乗ってもらい解決したことも度々ありました。

それぞれの子供は年齢も性別も違いますが息子と対峙して冷静になれない時などは他人のアドバイスもすごく参考になったことがあります。
そのタカハシの悩みを聞いてると明確な答えもアドバイスも浮かばなくて…

子供の性格も違いますし家庭環境も違う。

ボンに正解であってもそれはルナに正解かどうかはわからない。

安易な言葉は簡単に出してはいけないなぁとただただ最近のルナのことを聞くしか出来ませんでした。

ボンの時は…

反抗期?

わたし
わたし

んなもんなかったなぁ

もしかして彼なりに反抗をしていたのかもしれませんが野球と勉強の日々だったので親の機嫌が悪いとユニフォームも洗ってもらえませんし?
塾に行くのも送り迎えもありますし?
なんたって日々のお弁当や塾用のお弁当もそして週末に試合に行くために親も同行と言う過密スケジュールで反抗もなにも気に留めている暇はありませんでした。

段々と偉そうな言葉使いになり親をバカにしている態度の時もありました。

反抗期かも~とふと思いましたが

わたし
わたし

んなに偉そうな言い方するなら自分でやれば?

結局。
自分でやる労力がわかっているので笑って誤魔化して元に戻るとか…

あ。
一回まともに対峙して言い合いになった日のことを思い出しました。
受験前だったと思いますが勉強をしないボンに掴みかかりこっちの背より伸びた体から見下ろしながら

ボン
ボン

今やったら俺の方が力強いねんぞ

わたし
わたし

ほぅ…力が強い…

それがどーかしたん?

言うとくけどな。

わたし
わたし

たかだか15歳のクソガキなんて

人間力はおまえには負けてへんし

力で勝とうと思うならすれば?

そんなこともありましたけど…
目立った反抗期を思い出せないわたしはタカハシにその子その子によるんやろなぁ…と自分に言い聞かすかのように昔を思い出していました。


たまたまですが先日。
キッチンの整理をしていた時に出てきた昔の物。

まだ捨ててなかったんですね。


中学の時の黒い二段のお弁当箱は何故か見当たらずできっと捨ててしまっていたんでしょう。
ボンの食欲に合わせてその二段のお弁当箱も大中小と揃えて5~7個はあったと思います。

画像のお弁当箱は高校と大学時代のものでキッチンの棚の奥深くにしまい込んであって

夏には冷たいものを入れるために。
冬には暖かい物を入れるために。
毎日毎日

わたし
わたし

あ~めんどくさ

そう言いながらもお弁当箱を開けた瞬間の顔を思い浮かべて作っていた日々のこと。

豪華なものは入っていませんが親が作ったお弁当を食べて育ってその子が間違った方向に行くことは絶対にない。
そう信じて毎日毎日お弁当を作っていました。

タカハシもずっとお弁当を作ってきて…
就職した今でも毎日お弁当を作り続けています。

そうしたことは今のルナにはわからないかもしれませんが親が子供のことを想う気持ちと子供が親を想う気持ちには宇宙ぐらいの高さの違いがあって…きっとそれは親が死ぬときにわかるものじゃないかと思うのです。


答えが出せない今。

反抗期で片付けていいのかどうかタカハシの役にはなんも立たない自分がもどかしいです。


ただ。
タカハシに繰り返し言ったことは…
お姉ちゃんの出来がいいからと言ってルナと比較しないこと。
なんでもお姉ちゃんはこうだったああだったってルナを否定しないこと。

想像を絶する小さい未熟児で生まれてそれでも頑張ってここまで大きくなってくれたことへの感謝を思い出して欲しいです。

親って厚かましいですよね。
産まれたときに無事に生まれてくれた~
初めての一歩や初めてのたくさんのことをあんなに喜んだことも忘れてあれが出来てないこれも出来てないって要求が増えて…

わたしもそうです。

タカハシの悩みで自分の子育てを思い出して反省すると共に使わなくなったお弁当箱達に

ありがとう~お世話になりました。


ウォーキングへの道はまたタカハシの家の方向に歩きたいと思った昨日。
みんなみんな我が子が産まれた時を思い出せばいいのになぁ…

きっとすべてのことに感謝をすることが出来ると思います。


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