3時間は無理

ボンさん

ホントに毎日暑いですね。

人にLINEなどしていると最後には必ず水分取ってや~とか熱中症には気を付けてな~と合言葉のように言うのが常になっています。

便利なスタンプがあり…

水分取ってね!!
暑い毎日ですね!!

とかそんなスタンプを連打する日々でもあります。

もう…
溶けて干からびてしまうんじゃ…

脂肪をたくさん蓄えているので干からびはしないでしょうがこの暑さを乗り切れるのかなぁと不安な毎日です。


昭和そのまんま

旦那であるボンさんと休みが同じ日。
前から行きたいと思っていた映画に行ってきました。

元々一人で行くつもりでしたがその朝。

ボンさん
ボンさん

映画見たいって言ってたやろ~行くか?

わたし
わたし

いいわ アンタと言っても落ち着かんし

過去を振り返るとボンさんと映画には多分5回ぐらい?
行ったことがあると思い出しました。

見終わった感想を言い合う時にも行く前もなにもかもが落ち着かない。

そもそもヤクザ映画が好きなボンさんとは趣味が合いません。

それでも行くか~とのお誘いに渋々承諾をして家から10分ぐらいのスーパーに行ってまいりました。

このスーパーは例えるとイオンのような作りになっており建物の中には色々な施設がありお買い物が出来たり映画館があったりトヨタの展示場があってご飯を食べたりも出来る場所です。

10分位の距離とは言っても滅多に行くことはありません。

しかも映画を見るとなると今時は先にネットから予約をしなくてはなりません。
タイトルを決めて…時間を選び…席を選んで…

この席も選ぶには重要なことがあります。
前後に人がいると必ずイライラし出してうるさいとか睨んだりホント人様に迷惑がかかるからです。

窓口でも購入できるでしょうが待つとボンさんがキレだすので先に買っておくほうがスムーズだと想像とかもしなくてはなりません。

支払いはネットで決済を済まして気分屋のボンさんに



わたし
わたし

チケットもう買ったからキャンセルは無しやで

ボンさん
ボンさん

行きたくなくなったらどないすんねん

わたし
わたし

キャンセルなんてできひん 弁償してや

ボンさん
ボンさん

窓口でチケット買うんちゃうんか

わたし
わたし

昭和ちゃうからそんなことはせーへん

そしてわたしからボンさんに映画を見る前に



わたし
わたし

ちょっとだけでもあらすじを理解してないと

つまらんで~と言いましたがとーぜんそんなことはするはずもなく



ボンさん
ボンさん

映画見る前になんでそんなことせなあかんねん

わたし
わたし

なんの映画かわからんと話頭にはいってこーへんし

想像どーりボンさんはなんの映画かもわからないまま現地に行き映画を見ることになりました。


吉沢亮さん

前から見たかった….それは評判も高く話題になっている国宝と言う映画です。

ネットで仕入れた情報によると任侠の子供である主人公が親が殺されて歌舞伎のおうちに引き取られそこから精進して人間国宝まで登り詰めると言うストーリー。

踊りはすごく綺麗で見た目は華やかな世界でもその裏にある人間の本性が垣間見れるもの。

壮大な舞台設置や本物の歌舞伎役者さんにもご協力を願い1年半もの間主役の二人は辛い練習をし撮影に挑んだ…と書いてありました。

受け継がれてる血か芸か。
どっちが本物か映画で表そうとしていましたが結論なんて出ませんよね。

そんな内容に期待して座席につくと始まったボンさんのブツブツ…

映画と言うものは時間になっても始まりませんよね。
宣伝?今やってるものか今度するのかはわかりませんが配給会社の映画の宣伝が長くつづきそろそろヤバいな~と思っていたところに始まりました。

ボンさん
ボンさん

始まらへんやんけ

わたし
わたし

そのうちに始まるねん 静かにしとき

ボンさん
ボンさん

始まらへんのやったらもっとマクドでコーラ飲んでたらよかった

はぁ…
やっぱりダメか。


これから3時間の長丁場です。
映画のレビューを見るとこの3時間はあっと言う間で誰も席を立つ人はいない。
そう書いてありましたがこれ無理やろな~と。

わたし
わたし

3時間やで おしっこいっとき

そう言っても今行ったとかウダウダいって映画が始まらないことにイライラしてきたボンさん。

大丈夫やろか…


そして始まった映画でした。

わたしは吉沢亮さんの名前と顔は知っていましたがドラマや映画で彼を見たことはありません。
造形的にイケメンだな~と言う位の認識で吉沢亮さんよりも今一番の押し…
横浜流星君が見たかったこともこの映画が見たかった理由の1位でした。

子供時代は子役の人が演じて大人になってからの二人の壮絶な修行や人間関係。
見入っててところどころ綺麗やな~と感動しているその横でなにやら光るものを発見しました。

わたし
わたし

アンタ 何してるん

ボンさん
ボンさん

まったく意味わからん

そう言ってスマホで何やら見ているボンさん。

だから言ったやろ…
前もってある程度のあらすじは読んでおかなんとつまらんでって。

周りに声が聞こえたらいけません。
小声で叱りもう放置を決め込むことにしました。


あくび…
スマホ…
ため息…


そして聞いてきたのは




ボンさん
ボンさん

この映画あと何時間あるねん

わたし
わたし

まだ半分もいってへん

ちゅーかさ。


映画に没頭させろボケ

ボンさん
ボンさん

おしっこいってくる

わたし
わたし

暗いから階段の段差気を付けていきや

ちゅーか。
戻ってくんな。


心の中ではそう思いましたが周りに迷惑ですよね。



おっと映画の感想を言うのが横道にそれてしまいました。


で、吉沢亮さんの演技が素晴らしくこの人相当努力をしたんやろな~と感動するものでした。

視線やら手の動き重い衣装をつけての踊り全ての動作をかなり練習をしてあそこまで辿りついたんやろなぁと感じる演技。
勿論流星君も良かったんですが吉沢亮さんの他の作品も見たいなぁと思わせてくれるような….

世間の皆様が良かった~と言うのがわかるとても素晴らしい映画でした。


そして。

戻って来たボンさんが勿論映画の続きを見るわけもなく…



ボンさん
ボンさん

終わったらご飯どーする?

わたし
わたし

マクド食べたばかりやん

だから嫌やってん アンタと映画とか来るのが…..



3時間の間ホントに誰も席を立つことがなく一番びっくりしたのがエンドロールが終っても誰も帰らないことでした。
みなさんこの映画に感動をして終わっても作品の中の世界をまたしみじみ思い出しているのをわたしもその中にいた一人でした。


ボンさん
ボンさん

終わったのになんで帰らんの?

アンタ一人で帰れ

こいつとは今後絶対に映画とかにくることはないでしょうね。

本日のおまけ

このスーパーには色んな店舗が入っています。

たまーにくると美味しいのでスタバにも入ります。

わたし
わたし

トリプルショットのカフェラテ飲みたい~

そう言いながら注文をして出来上がりを待っている間にブログ用に写メを撮りだしました。




すると店員の若い女性が

スタバの店員さん
スタバの店員さん

良かったらメニューも撮影します?

別にメニューの写真が欲しかったわけではありませんがせっかく言ってくれているので



わたし
わたし

あ はい。ありがとうございます

スタバの店員さん
スタバの店員さん

初めてですと記念に撮りたいですよね~

初めて?

スタバに来たのが初めてに見えてしまったんでしょうね。


どんだけの田舎もんやねん


そんなことは言えずに


わたし
わたし

わーい ありがとうございます~

すると店員さんが


初めてのスタバの印象をよくしようとしてた?



スタバの店員さん
スタバの店員さん

良かったらこちらをどうぞ

そう言って小さなカップでしたがアイスコーヒーを2杯サービスでくださいました。

それを見ていたボンさんが




ボンさん
ボンさん

お母さん ここ来るの初めてなん?

わたし
わたし

そーそー初めて初めて

初めてだったことにして美味しいアイスコーヒーを頂きました。


この作戦また使えますよね?

そして何階のどこに車を止めたかわからない田舎もんの夫婦は



車をいつまでも探してウロウロしていた休日になりました。


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